JDB銀行(ラオス)

ここでは、日本にいながら口座を開設できるラオスのJDB銀行について、魅力や基本情報、預金者の声などをまとめてご紹介します。

目次

JDB銀行とは?

JDB銀行(ラオス)
引用元:JDB銀行
https://www.jdbbank.com.la

ラオスの金融機関をリードする民間銀行

JDB銀行はラオスでも大手の民間銀行で、インターナショナルバンクとしてラオスの金融機関を牽引している存在です。オンラインバンキングやスマートフォン対応アプリの提供サービスでも注目を集めています。

口座開設は、日本にいながらオンラインで行うことが可能。口座開設費用は1,500USD(初回デポジット費用300USDを含む)で、米ドル建の普通預金の金利は年利1.5%です。

預金金利は預金日数に応じて日割り計算され、年2回、6月・12月の末日に口座に入金されます。

手続きや海外送金が簡単にできる

グローバル電子マネー決済サービス UNIVERSAL WALLETと連携しており、UNIVERSAL WALLETを通すことで、JDB銀行の口座開設だけでなく、ウォレットサービス・デビットカードまで、すべての申し込みを行うことが可能です。

また、ビットコインなどの暗号資産の送受信や法定通貨の送金・受取り、海外にいる家族や友人、知人に短時間で手数料を抑えた送金なども簡単に行うことができます。

デビットカードでさらに便利

口座開設と同時に、UNIVERSAL WALLETのデビットカードを発行することができます

口座内の資金を全世界でいつでもどこでも使用できるので、両替手数料を大幅に抑えて全世界のATMから現金を引き出すことが可能。

ATMからの現金引き出しは1日最大2万USドルですが、VISAの加盟店なら、1日の限度額はありません。資金チャージもオンラインバンキングで簡単に行えるなど、世界各地で便利に利用することができます。

JDB銀行の基本情報

JDB銀行(ラオス)
引用元:JDB銀行(合同会社PPSのHPより)
https://pps-life.co.jp/
最大年利 1.50%
普通預金の最低預金額 300USドル(日本円で約4万円)
定期預金の最低預金額 ※取り扱いなし
BTC(ビットコイン)送金 可能
※出金も可能

JDB銀行に預金した人の声

30代男性30代男性

面倒な質問にも答えてくれた

海外の口座でビットコインを保有できる点や、ドルに替えられるサービスが魅力ですね。いただいたマニュアル通りに手続きを進めたところ、英語を翻訳したり操作に手間取ったりすることもなく、スムーズに開設できました。開設前の相談でも銀行や口座の運用に関する面倒な質問にもお答えいただき、大変感謝しております。

預金口座
JDB銀行
保有資産
1,500万円以上
開設当時の預金額
約300万円(暗号資産)
預金年数
3年
23年現在の預金額
約300万円(暗号資産)

JDB銀行の口座開設の流れ

JDB銀行の口座開設は、提携するサービスを通じてオンラインで行うことができます。一般的な手順は以下の通りです。

ラオスのJDB銀行は、日本にいながらオンラインで口座を開設できる海外銀行の一つです。以下に、一般的な口座開設の手順をわかりやすく解説します。

  1. 事前準備
    • 必要書類: 有効期限が6ヶ月以上のパスポート。一部のサポートサービスでは、運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付き証明書でも対応可能な場合があります。
    • 初期費用: 口座開設費用として500USD、初回デポジット費用として300USD、合計800USDが必要です。
  2. オンライン登録
    • JDB銀行と提携するウォレットサービス(例: UNIVERSAL WALLETやLexxPayなど)の公式サイトから、必要事項を入力してアカウントを作成します。
    • 登録時に、パスポート情報や連絡先などの個人情報を入力します。
  3. 口座開設費用の支払い
    • 指定された方法(例: ビットコインやUSDTなどの暗号資産、銀行振込)で口座開設費用を支払います。
    • 支払い完了後、確認のメールが届きます。
  4. 必要書類の提出
    • 一部のサービスでは、必要書類を指定の宛先に郵送する必要があります。
    • 提出書類は、パスポートのコピーや住所証明書などです。
  5. 審査と口座開設
    • 提出書類と情報の審査が行われ、問題がなければ口座が開設されます。
    • 審査期間は通常2〜3週間程度です。
  6. カードの受け取りとアクティベート
    • 口座開設が完了すると、VISAデビットカードや通帳が郵送されてきます。
    • 受け取ったカードは、オンラインバンキングシステムでアクティベート(有効化)する必要があります。
  7. 利用開始
    • アクティベートが完了すれば、口座の利用が可能となります。
    • オンラインバンキングやデビットカードを使用して、入出金や送金、ショッピングなどが行えます。

なお、口座開設の手順や必要書類、費用は、利用するサポートサービスや時期によって異なる場合があります。最新の情報や詳細は、各サービスの公式サイトやサポート窓口でご確認ください。

必要書類

口座開設時に必要となる主な書類は以下の通りです。

  • パスポート: 有効期限が6ヶ月以上残っているもの。
  • 顔写真付きの身分証明書: 運転免許証やマイナンバーカードなど。
  • 住所証明書: 公共料金の請求書や住民票など、現住所を確認できるもの。
  • 署名済みの申込書: オンラインでダウンロードし、署名したものを提出。

JDB銀行の口座開設に関するよくある疑問

JDB銀行はどのような特徴がありますか?

JDB銀行は、最低預金額が300米ドル(約5万円)と比較的低いハードルで口座を開設できる点が特徴です。

普通預金のみ取り扱っており、金利は1.5%程度と資産を増やす目的にはあまり向かない反面、ビットコインの入出金や米ドルへの両替(エクスチェンジ)などに対応しているため、海外送金や仮想通貨(暗号資産)利用、海外デビットカードの発行を検討している方にとっては使い勝手が良い銀行です。

どのような人がJDB銀行に向いているのでしょうか?

主に以下のような方におすすめできます。

ビットコインの送金や運用を行いたい方

JDB銀行はビットコインの入出金に対応しており、海外銀行口座と仮想通貨ウォレットの一元管理がしやすい特徴があります。

海外送金をメインに考えている方

提携ウォレットサービス(UNIVERSAL WALLET)からのオンライン開設が可能で、送金・管理など一連の手続きがスムーズです。

海外デビットカードを利用したい方

低い最低預金額(300米ドル)でデビットカードを発行できるので、海外決済の手段として利用しやすいです。

普通預金のみの取り扱いでは、資産形成には不向きでしょうか?

そうですね。JDB銀行が取り扱うのは普通預金のみで、金利も1.5%程度と高くはありません。

資産を大きく増やす目的であれば、他の海外銀行や資産運用商品を検討するほうが適しているでしょう。

一方で、「ビットコインの送金や海外送金・デビットカード利用」といった明確な目的がある方にとっては、JDB銀行の口座は十分に活用価値があると言えます。

開設や運用の際、税制面で気をつけるべきポイントはありますか?

海外口座を開設・運用する場合、以下の点を押さえておく必要があります。

1. 国外財産調書の提出

日本居住者が5,000万円以上の国外財産を保有している場合、税務署への「国外財産調書」の提出が必要です。

2. 海外預金利息の申告

海外で受け取った利息は日本の「利子所得」として、分離課税(税率20.315%)の対象となります。確定申告が必要になるため、見落とさないようにしましょう。

3. 二重課税を回避する外国税額控除

利息に対して現地で源泉徴収が行われている場合、日本国内で確定申告する際に「外国税額控除」を利用できるケースがあります。これにより、現地で支払った税金分を日本の課税額から控除できます。

ラオスでは預金利息が課税対象外とされていますが、日本での申告義務は別途発生する場合があります。よって日本国内でのルールをしっかり確認したうえで、納税手続きを行うことが重要です。

JDB銀行で開設手続きで注意すべき点はありますか?

日本からJDB銀行の口座を開設する際、銀行と直接やり取りするのではなく、 JDB銀行と提携しているウォレットサービスを介しての開設となります。そのため、以下のような特殊な構造と注意点が存在します。

1. JDB銀行の口座を直接保有するわけではない

提携ウォレットを通じて口座を管理する仕組みのため、実際の銀行口座はウォレット上で紐づいている形になります。

デビットカードも、銀行ではなくウォレット会社が発行したものを利用する形です。

2. 入出金のたびに3%以上の手数料が発生

ウォレットを介した入出金となるため、手数料が3%以上かかるケースがあります。頻繁な入出金を考えている場合は、コスト面で注意が必要です。

3. 送金はウォレット間を通じた仕様

通常の銀行送金とは手続きが異なるため、実際に利用する際はウォレットの操作や規定をしっかり理解する必要があります。

4. 問い合わせは銀行ではなくウォレット会社へ

口座やカードに関するサポートはJDB銀行ではなくウォレット会社が担当します。口座トラブルや不明点が生じた場合は、ウォレット会社の対応力や信頼性が重要となります。

上で述べたのように、口座の管理や信頼性がウォレット会社に左右される点に留意が必要です。

そのため、海外口座を「銀行と直接契約する形」で持ちたいと考えている方には、JDB銀行よりも他行(例:アクレダ銀行やプライベートバンクなど)を検討するほうが適切な場合があります。

ウォレットサービス経由での口座構造に懸念があるため、もし海外口座を直接保有し、資産分散や高金利を狙いたい場合は、 アクレダ銀行やプライベートバンク(モナコ)など、別の選択肢を検討すると良いでしょう

資産を守りながら増やすを叶える
海外銀行口座開設を詳しく見る

De:money編集チームより

まとめ年利1.5%と便利さが魅力のJDB銀行

JDB銀行は、UNIVERSAL WALLETと連携して、口座開設からウォレットサービス、デビットカードまですべての手続きがオンラインで行える点が魅力です。

UNIVERSAL WALLETにはビットコインウォレット機能も搭載されており、ビットコインの入出金や購入・売却、USDへのエクスチェンジ(両替)なども簡単かつ安全に行うことが可能です。

一方、ウォレットサービスを介した口座管理に懸念がある場合、海外口座を直接保有して資産分散や高金利を狙いたいのであれば、アクレダ銀行やモナコのプライベートバンクなど、別の選択肢も検討するといいでしょう

口座開設を検討しているなら、解説サポートを行っている合同会社PPSがおすすめ。

長年培ったノウハウや、世界各国の銀行マネージャーとのネットワークなどを活かし、開設サポートだけでなく、開設後のトラブルや運用についての相談などにも対応し、正しい資産形成を支援してくれます。
※2025年1月時点、合同会社PPSでのJDB銀行新規開設サポートを一時停止しております。

合同会社PPSのサポートを利用して
日本で開設できる
海外銀行口座

プライベートバンク
プライベートバンク(モナコ)
最大年利
4~8%
最低預金額
普通
3,000USドル
(日本円で約41万円)
定期
100,000USドル
(日本円で約1,360万円)
デビット
カード
利用可

プライベートバンク
(モナコ)の
口座開設
について詳しく見る

アクレダ銀行
アクレダ銀行(カンボジア)
最大年利
1.45~4.00%
最低預金額(個人口座の場合)
普通
10USドル
(初年度のみ100USドル)
定期
500USドル
(日本円で約7万円)
デビット
カード
利用可

アクレダ銀行(カンボジア)の
口座開設について
詳しく見る

JDB銀行
【サポート停止中】
JDB銀行(ラオス)
最大年利
1.50%
最低預金額
普通
300USドル
(日本円で約4万円)
定期
※取り扱いなし
デビット
カード
利用可

JDB銀行(ラオス)の
口座開設について詳しく見る

 OCBC銀行
【サポート停止中】
OCBC銀行(インドネシア)
最大金利
普通預金
1.25%

定期預金
(3か月・6か月・12か月)
4~4.25%
最低預金額
普通
200,000 ルピア
(日本円で約2,000円前後)
定期
公式HPに記載なし
デビット
カード
利用可
ペイオフ
制度
利用可
(最大2,000万円まで補償)

OCBC銀行(インドネシア)の
口座開設について詳しく見る

このサイトについて
sponsored
by
合同会社PPS

「海外銀行口座開設」のプロフェッショナル

合同会社PPS吉岩勇紀代表
合同会社PPS
吉岩勇紀代表

2007年創業、これまで2,500人以上の海外銀行の口座開設をサポート。独自の人脈と豊富な知識で海外銀行とのコネクションを築く。現在はプライベートバンク(モナコ)・アクレダ銀行(カンボジア)の口座開設をサポートしている。

※2025年1月30日調査時点