行政書士事務所を利用する
海外銀行口座は、行政書士事務所を利用して作ることが可能です。ここでは、行政書士事務所を利用するメリットや、開設する手順などをご紹介します。
「行政書士事務所を利用する」メリット
日本語でサポートが受けられる
日本と海外では、法律だけでなく、銀行文化が異なるため、口座開設のために必要な書類を用意するのが困難な場合があります。
また、銀行によって異なる規制やルールがあることにも注意が必要です。現地の言葉が分からない方にとっては、手続き自体が大きな壁になるかもしれません。
日本の行政書士を利用して口座を開設すれば、日本語で案内が受けられます。ただし、海外銀行開設のノウハウがある事務所でないと、適切なサービスが受けられない可能性があるので注意が必要です。
書類のことならお任せ
行政書士とは、官公署に提出する書類の作成や、書類の提出手続の代理業務を行うプロフェッショナルです。許認可申請のプロの視点で、手続きがスムーズに行なわれるようサポートしてくれます。
特に注目は、パスポートの認証。郵送やオンラインのやりとりでは、パスポートの原本を確認することができないため、有資格者がパスポートを確認した証となるパスポート認証が必要になる場合があります。
行政書士に依頼すれば、パスポート認証もワンストップで用意することが可能です。
言語の翻訳サービスも提供
海外銀行の口座開設は手続きが複雑で、誤解や理解不足によるトラブルが多く発生しています。
また、口座は開設した後も大切。銀行によっては、一定期間利用がないと口座を凍結されてしまう場合もあるので、こまめに情報をチェックしなくてはなりません。
行政書士事務所の中には、言語の日本語翻訳サービスを提供しているところもあり、情報収集をサポートしてくれます。
日本の銀行経由で海外銀行口座を開設する方法
1.銀行を選ぶ
一般的に、銀行口座の開設には、社会保障番号やビザなどその国に住んでいることを証明する書類が必要なため、非居住者が口座を開設するのは簡単ではありません。
しかし、中には、日本人でも口座を開設できる銀行があります。
行政書士事務所に相談する前に、まずは個人の判断で、開設したい銀行を選びましょう。「高金利の銀行に預けたい」「よく行く国の銀行を選びたい」「日本にはない金融商品を利用したい」などニーズに合わせて選ぶのがおすすめです。
2.必要書類を用意する
海外銀行を開設する場合に必要な書類は、申込書や日本の運転免許証(コピー)、パスポート(コピー)、クレジットカード(コピー)などです。多くの銀行では、ホームページに必要書類が記載されているので、チェックしながら自分で用意を行いましょう。
パスポート認証やサイン認証、アポスティーユ認証などが必要な場合は、行政書士事務所で翻訳や文書作成のサービスが受けられる場合があります。
3.オンライン手続きまたは郵送する
必要書類が揃ったら、郵送またはオンラインで開設したい銀行に送付します。
行政書士事務所は送付まで行ってくれないので、自身で行いましょう。
「送付先の書き方が分からないので教えて欲しい」「送付方法が分からないので翻訳して欲しい」といった要望には応えてくれるので、相談してみてください。
まとめ書類の作成をスムーズに行ってくれる
海外銀行口座を開設する際に行政書士を利用するメリットは、書類の作成をサポートしてもらえる点でしょう。銀行によって必要なパスポート認証やサイン認証、アポスティーユ認証なども、スムーズに取得することが可能です。
このため、「すでに開設したい銀行は決まっている」「書類作成に不安があるので、翻訳を含めてサポートして欲しい」という方におすすめです。
ただし、どの事務所でも海外銀行口座開設のサポート実績があるわけではないため、依頼する前に、サービス内容をよく確認しておいた方が良いでしょう。
「自分の目的にあった銀行の口座を、手間をかけずに開設したい」「開設後のサポートまでトータルに任せたい」とお考えなら、「海外銀行口座開設のサポート会社」を利用するのがおすすめです。
海外銀行口座開設のサポート実績が豊富な合同会社PPSの公式HPは、こちらからチェックしてみてください。
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合同会社PPS
「海外銀行口座開設」のプロフェッショナル
- 合同会社PPS
- 吉岩勇紀代表
2007年創業、これまで2,500人以上の海外銀行の口座開設をサポート。独自の人脈と豊富な知識で海外銀行とのコネクションを築く。現在はプライベートバンク(モナコ)・アクレダ銀行(カンボジア)・JDB銀行(ラオス)をはじめ、計8銀行の口座開設をサポートしている。